

外国語で書かれた本や映画、ドラマなどを日本語に訳すのが翻訳家です。簡単そうに見えますが、とても難しい作業で、短期間で完成させなければいけないことが特徴です。語学力が求められる仕事ではありますが、翻訳家に必要なのは日本語の力です。これがどういう意味を持つのかこれからご紹介していきます。
翻訳や通訳では日本語の力が重要とされています。どれかひとつでも外国語が理解できることはもちろん大切ですが、日本語で「上手に伝えること」が、さらに重要とされています。言葉ひとつとっても、そのままダイレクトに伝えたほうがいいのか、違う表現にしたほうがより強く訴えることができるのか、違いが出てくるからです。表現する力を身につけることはとても難しく、身につける方法がわからないという理由から勉強がおろそかになりがちですが、翻訳家にとっては日本語をきちんと理解することが大きなポイントとなります。
日本語の力を高くすることには、語彙力が豊富であることも含まれます。難しい熟語で表現すると難解になってしまう場合でも、わかりやすい表現にすることで、読者を惹きつけることが可能となります。接続詞や冠詞、助詞や前置詞など、翻訳次第で文章が明確になるか不明確になるか差が出ます。
専門用語がたくさん出てくる書籍の翻訳をすると、いくら探しても辞書や事典には載っていない語句がたくさん登場してきます。自力で探すことができないときには、専門家に聞かなければいけないときもあります。調べることは、翻訳家にとって欠かせない大きな要素です。自分で調べることができない人や、時間をかけて調べることに苦痛を感じる人には向いていない仕事といえます。
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